自己紹介

40歳になって、久しぶりの健診で子宮頸がんが発覚。 2011年1月に円錐切除術をおこない、上皮内腺がん(腺がん 0期)と診断されました。 治療記録もかねて、日々のことつらつら書いてきます。

2011年1月23日日曜日

入院4日目 -退院-


今日は退院日。

荷物をもって帰るのに電車ではさすがにつらかろうと、兄に横浜の自宅までの送迎を頼む。
退院手続きは9:00までにすませてください。ということだったので兄に8:30ごろ病院にきてね、と頼んでいたら、7:00すぎにやってきた。
早すぎるよん。

ま、退院手続きの時間まで、いろんなこと話せてよかった。

8:00 朝食




今朝、また看護士が変わる。
最後の検温/血圧測定、これから服用する抗生剤の説明。

でも、前夜の放置プレイの看護士から、退院手続きの話をまったく受けてないことがわかり、担当の看護士あたふた。

兄が
「おれ、こんな病院いやだ。」
とボソッとつぶやいたのがおかしい。

次回は、1月25日(火)に診察となりました。


9:30 退院手続き

日曜なので、通常の窓口は全部閉まっており、夜間・休日窓口で手続き。
結局、今日は休日で計算ができないので、後日入院費等の支払いをおこなうことに。
これをいわれるためだけでに20分待ち。

11:00 帰宅

兄の運転で横浜に。
夫がマンションの前で出迎えてくれている。

玄関の前に、小さいぼけの鉢植えが2つ、出迎えてくれている。

うるさい、あほ
なんだと、このぼけ

あほ、ぼけは、私たち夫婦の軽いやり取りで好んで使う単語。
思わず笑みがこぼれた。

あぁ、やっぱり家はいいなぁ。
夫が一生懸命掃除してくれた気配。でも隅のホコリが気になるけど、まぁよしとしよう。

豪華なバラとゆりの花束がテーブルを飾っている。
昨日、早々に病院から帰ったのは、この花束をとりにいく約束をしていたかららしい。

だって、Sakanaが帰ってきたときに、飾っておきたかったんだよ。

うふふ。
ありがとう。



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入院3日目 - 回復 -

6:00  点滴 終了

う、うれしい。点滴の針ささってる感触がずっとうっとおしかった。
この針の跡は、なんと1週間以上たってもかさぶたになって残ることになるのである。
ふぇ。

6:30 採血

目がさめてから、腸がぐるゅぐるゅとうごいて、ガスがでること数回。
おぉ。
麻酔によって停止していた腸が活動を再開したらしい。
動いてる、動いてる。
人体の神秘だ。

7:00 歩行訓練

さっそく歩行訓練ですよ、と看護士さんの付き合いのもとトイレまで移動。
起き上がるときふらつくか、と思ったけでど、そういうこともなく順調。
トイレの個室で看護士さんにカテーテル抜いてもらう。
痛い。

下の世話をしてもらう、ってこういうことなのね。
病気じゃなかったら絶対考えられないシチュエーションだ。
人間の尊厳、守りたいよなぁ。

マスクもとれ、点滴も抜け、カテーテルも抜け、
歩けるようになったと同時に、足のマッサージ機からも解放され

あぁすっきり、すっきり。

手術着からパジャマに着替えてやっと普通になりました。

8:10 朝食

腸が動き始めたと同時に、空腹感増大。
もう大変楽しみにしておりました。
重湯とかでるのかと思ったら、結構しっかりした固形物でうれしい。






8:40 内診

担当医の先生の内診で、詰められていたガーゼが抜かれる。
にょろにょろにょろにょろ、出て行く感触がいやだわぁ。

・ゼラチン質の茶色いものが出ることがあるか、止血剤なので問題ないです。
・頚管の癒着を防ぐために、7cmぐらいのピンクの管(直径0.5cmぐらい)が入ってます。
トイレ時に取れてしまったら、その旨次回の診察時に担当医に伝えてください。
できれば管もとっとてください(ひぇ~)。

下腹部に違和感とちょっとした生理痛みたいな痛みはあるものの、いたって元気だ。
体も起こせるので、午前は一人でテレビをみたり西原理恵子を読んだり。
毎日かあさんは、何度読んでも笑えるわぁ。

12:00 お昼ごはん













13:00

夫くる。
私からでてた管が全部なくなって、歩けるようになったのをみて大変に感激してる。下のローソンまで一緒にいく。
でも長距離あるくのは、まだちょっと不安だな。
ゆっくりゆっくり歩く。
病室に戻ってきたら、しゃっちょうさんと、Oセンセーがジャン・ポール・エヴァンのホールケーキをもってお見舞いにきてくださった。
無事手術がおわったことを喜んでくださる。
いろいろご心配とご迷惑をおかけしてすみません。

チョコに目がない夫はさっそくケーキにほおばってる。
夫もつかれてたのでしょう。お二人が帰られたのち、ソファで横になって寝る。
病室で二人。静かな時間。

15:00すぎ

母くる。

17:00

夫が帰宅したのと入れ替えに、Mちゃん、Kちゃんと立て続けにやってくる。
Mからはカタログハウスと、クロワッサンの雑誌の差し入れだ。
通販カタログが大好きなのだ。うれしい。
クロワッサンの特集は「下半身を細くする」だよ。
女4人集まるとかしましい、かしましい。
母が途中で帰宅してからも、MとKは21:00近くまでおしゃべりに花がさく。
Mが「それじゃ、マジソン郡の橋めざしたら?」と評したKの恋愛話など、話題は尽きず、息ができないほど大笑い。
こんなに腹筋つかったら傷によくないのではと思うほど。


こんだけ騒いでも何もいわれない。携帯電話かけ放題だったし。
個室にしてよかった。

それにしても、友達に感謝。
病院にいる間、楽しく話してあっというまに時間がすぎたように感じれたのはあなたたちにおかげです。
心強かった。
本当にありがとう。

私も今回、初めて入院して、病気の人の気持ちがわかりました。
もっと人に親切になれる気がします。
ちなみに夕食はこれ。ここから抗生剤を飲む。




しっかし、今朝の内診のあとは、放置プレイだったな。
昼からかわった看護士、いっさい病室に顔を出さず。
一回も検温・血圧の測定にこず、消灯の確認もなく、マイスリーもくれず、翌日の退院手続きについても一言もなかった。
手術後は手厚い看護はいらないってことなのかしら?

夫から電話。行きつけのレストランの2周年記念パーティに参加して楽しそう。
Sakanaもいればもっとよかったのに。
来年は一緒に行くよ。



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入院2日目 part3 -手術 -

「Sakana さ~ん、終わりましたよ~。」
声がする。
えっ、もう手術終わったんですか。
全身麻酔ってすごい。

最初に感じたことは、寒い、ということ。
寒い、寒い、と連呼していたら、なにかかけてくれました。
あの寒さはなんだったんだろう。

ストレッチャーに乗せられて回復室に向かう。
寝てるのでよく見えないが、他にも手術が終わったばかりの人がいる模様。先生が患者さんに話かけている声がする。
私の意識は結構しっかりしてるぞ。
私のそばには、麻酔医の先生がついている。

私「手術時間ってどのくらいだったんですか?」
麻酔医「ええと、36分ですね」
ほぼ予定通りとはいえ、短いですね~


麻酔医の先生、この後のことについて看護士さんと話してる。
私「今日はいくつ、手術するんですか?」
麻酔医「5つです。あと2つ。」
思わず、先生、大変ですね、お疲れ様です。っといったら
「いや~そういってくださる患者さんは少ないんです。うれし~な~。」
と喜ばれてしまいました。

足のバコバコが入ってない

しばらくすると、エコノミー症候群と同じ症状になることを防ぐためのエアーマッサージャーが足についていることに気がついたのが、どうやら、左足のほうが動いていない。
「あの~、足のバコバコ、左が入ってないみたいです。」
「あ~ごめんなさい。」
「あの~、今度は両方入っていないみたいです。」
「あ~ごめんなさい。」
「・・・」
私、意識しっかりあるからよかったですけど、うちの母みたいに術後に意識戻ってもうつらうつらして話せない人だったらどうすんでしょうか。
ちょっと不安になりました。

16:40  回復室から病室へ

どのくらいたったのでしょうか?
やっと回復室から病室に戻りましょう、ということに。もう意識ははっきり。
病室の前までストレッチャーで運ばれると、病室から、「かえってきた、かえってきた」という母とKちゃんの声が聞こえる。ばたばた二人が病室から出てきた。

病室でいつのまにかベッドに移され、酸素マスクがつけられる。

バルーン、いてぇじゃないか

担当医と看護士
「あら、バルーンが入ってないみたいです」
「あら、本当。」
なんて話してる。

「バルーンって何ですか。」
尿道カテーテルでした。

「ごめんなさいね、普通は麻酔が効いている内に入れるんですけど、Sakanaさん、麻酔の目覚めが早くて、あたふたして忘れてた。」
とあっさり。

ということで、ベッドの上で入れることに。うぉ~。痛ぇです。
麻酔効いてるうちに、入れておいてほしかった・・。

切ったものが・・

病室が整うと、母とKちゃんが戻ってきた。
直後に父も見舞いにやってきた。
とその直後に担当医の先生が、切ったものを持ってきてやってきた。
ホルマリン漬け。

「1.5cmの高さです。小さすぎず、大きすぎず、ぢょうどいい大きさ切れました。
これを検査に出して確認します。」

母とKは身を乗り出してみている。
先生がベットの脇み持ってきてくれて、私もじっくりみました。
なんか、こりっとしてる。いわば、ハツみたいな感じ?
夫が見なくてよかった。多分焼き鳥たべれなくなっちゃう。

父も病室の隅から動かず見ようとしない。
ふふ、男は弱いんだよねぇ。
母の手術のときも、父は摘出されたものをいきなり目の前に出されて固まって、なんだかその物体の向こう側みてたもんね。

担当医が去ったのち、私は、酸素マスクの下から手術室の様子を話していたのだが、術後休まないと回復が遅いだろうということで、3人は食堂へ。

しかし、これがなかなか寝れないのだ。
まず首を曲げられないため枕がなく、非常に寝にくい。
全身麻酔の場合、気道を確保するための管が入るので喉が痛くなるかも、といわれていたが、喉の痛みはほとんどない。全身麻酔をかけた後におこる、という吐き気もない。
そのかわり、ハラが痛い
半端なく痛い
生理痛のかなり重いバージョンといえばよいだろうか。

看護士に痛みを訴え、ボレタリンの座薬を入れてもらう。
大人になって座薬を入れてもらうのは初体験。
恥ずかしがってる場合じゃない。
でも痛みはとれず。
検温やら血圧測定やらで看護士の出入りが結構あって、寝れない。

18:45

これからデートよん、と帰宅したKちゃんと入れ替わりに、夫がやってくる。
私の姿を見るなり泣きそーな顔をして、ベッドの脇に座り込んだ。
点滴だとかカテーテルとか管が体から出てて、マスクもしてたんで、見た目が痛々しかったらしく
かなりショックを受けてる。
私の手をずっとにぎってくれる。

19:00

夫が来たことを見届けて、父と母が帰宅。
テレビで「ぴったんこカンカン」を夫とみる。
今日は安曇アナが高島政伸親子と、中華街をまわってるじゃん。
私の家は、中華街は3分のところにある。アツアツの肉まんだとかルーロー飯だとか次々映し出されて、う~んおいしそう。
退院したら行きたいところリストに、入れることにする。
それにしても安曇はおもしろい。

しっかし、下腹部の痛みがとれない。
看護師に訴えるものの、胃が荒れることを懸念した担当医が、
「我慢してくださいね。」と薬を追加してくれない。
もう一人の担当医にも訴えたが
「痛いですか?ま、そういうもんです。
お前はこの手術受けたんか。と、ちょっとむっとする。

20:30

夫、帰宅。
この日も自宅近くのいきつけの居酒屋でから揚げと日本酒を味わったようだ。

21:00 消灯

酸素マスクがとれた!
水も飲んでよいとのこと。
マイスリーと水を飲んで就寝。
でも2:00頃目がさめちゃったので、マイスリーもう一錠追加。
枕がないとこんなに眠りにくいとは。

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入院2日目 part2 -手術の前まで-

点滴入れた後は、動きにくいこともあって
ベットで暇つぶし。

手術は午後、とだけいわれて正確な時間は30分ぐらい前にならないとわからないらしい。
看護士からなんとか聞き出した情報によると、私の前に2人がいて、そのあと。多分14:00ぐらい。
下手すると、17:00ぐらになるかも。
ということなので、ゆっくり待つしかありません。

12:00 

母とKちゃんが前後して到着。
Kちゃん、手術日にまで来てくれてありがとう。

母 「食べれない人の前で申し訳ないわ」
っていいながら、テレビの後ろに隠れて、持参したサンドイッチをぱくぱく。
あなたはテレビに隠れてるんですけど、サンドイッチだけ、はみ出て見えてます。

女3人、かしましくしゃべりまくる。

14:00  呼び出しかかる

しゃべりまくってるとき、看護士さんがやってくる。
「あと20分で手術室行きます。準備お願いします。」

あらっ、ほんとに急なのね。
急にそわそわする母。私は最後にトイレにいってすっきり、準備完了。

Kちゃんが夫に電話してくれて、電話で夫と話せた。
そこに行けなくてごめんね。待ってるからね。と言ってくれる。
ちょっと泣きたくなる。

14:20 手術室へGo

手術棟まで、てくてく歩いていきます。
慶応ではどんな病気もそうするそう。

眼鏡をはずして歩くので、視界がぼやけてなんだか現実感がない。
かえってよいかも。
母とKちゃんも後ろから付いてくる。

手術棟の前で、記念写真をパチリ。
母はあきれていたが、看護士さんは
「そのくらいのほうがいいです」と笑ってました。
母とKちゃんとしばしの別れ。「がんばれ~」といわれる。

手術棟に入ると、たくさんの部屋が両側にある青白い広い廊下。
途中でシャワーキャップみたいなのかぶってストレッチャーに移動。
この時点でかなりどきどきしてきました。でも眼鏡がないので、現実感やっぱりありません。
病棟の看護士さんから、手術専門の看護士さんにバトンタッチ。
いや~てきぱきてきぱきしとるな。

ストレッチャーで手術室へ。これが一番気持ち悪い。ぐるぐるぐるぐる。目が回る。
ずっと目つぶってる。

結構長いこと移動したな、とおもったら、バちっぃと止まった。
ここが手術室なのね。

手術着のT崎先生がいる。
「よく眠れましたか?」
あぁ、先生、眠れなかったんです。
「そうですか。すぐ終わりますからね。」
どうぞよろしくお願いいたします。
先生がとてもたくましく見える。

手術台にうつされ、あれよあれよというまに心電図の電極だとか、酸素飽和度はかるやつとかマスクとか、次々といろんなものをつけられる。
シャワーキャップの額まわりがかゆい。気になる。かゆい。
麻酔がきいたら、かゆみは感じなくなるから、大丈夫だよなぁ、とくだらないことを思う。

「あれあれ、下履いたままだね。」
そうですよね。私も気になってました。
てきぱき看護士さんが、下を脱がそうとする。が、しかし。
今日履いてたパンツ、ちょっと小さかったのようぅううう。
「あら、きついわね、よいしょっと。」
あられもない感じで、脱がされる。

「は~い、麻酔入りますよ。ちょっと冷たくなった気がします」

という言葉とともに、点滴が入っていた左手首に冷た~い感触。
へぇ、こんな感じなのか、と思ったとたん、
意識がなくなりました。

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入院2日目 part1 -手術日の朝-

1月14日(金)

4:00 

目が覚めちゃう。
う~ん、本格的に生理になってますけど。


6:00 

看護士の管理のもと、少量の水でホルモン剤飲む。
血があまりでませんように。


7:00   身支度とトイレ

担当医の先生やってきて、検温チェック。
生理のこと、ちょっと気にしてる。

先生、昨日も夜遅くまで、今日は朝早くから、ほんとうによく働く。
看護士さんも。
改めて感動。

本格的に目がさめちゃった。
もうすぐ点滴。点滴が入ると、自由に動けないから、今のうちに
念いりに足のむだ毛ちゃんの処理。
下の毛はそらないようなので、短く切りそろえておきました。
トイレは、かなり無理していきました。
だって、術後にもよおしちゃうと、体起こせないから、寝たままベッドの上ですることになります、っていうんですもん!
お願い、それだけは避けさせて。


7:50 


手術当日は朝から手術着だってんで、手術着に着替える。下は履いてていいっというので、パンツとパジャマ下着。


8:30  点滴開始

朝食の匂いが満ちているが、私は絶食絶飲。

午後の手術なので、それまでの脱水を防ぐため点滴を入れる。
点滴を入れるために、先生がやってきた。若い。かわいい。
あだちゆみ激似。
その上、とても優しい。
まだ身支度がととのってなかった私の様子をみて、2回も待ってくれた。

生まれて40年、入院はおろか、点滴も受けたことがない私。
採血はだいぶなれましたけど、ちょっと緊張。

先生が、左腕をトントン、右腕をトントン、
なんか針刺しにくいみたい。だいたい、採血の時も血管みつけるのに、結構時間かかってるし。
「スポーツしてらっしゃいましたか?腕の筋肉がとても発達されてますね。」

オブラートに包んだ表現で、さし口を探しまくる先生。
ごめんなさいね、私、テニスしてて右腕が大変太いの。

「手首はさけたいんですけど・・」
といいつつ結局、左手首の近くに、ぶすっ。

おっ、思ったよりいてぇじゃねぇか。
「すみません、手術用の点滴なので、通常よりちょっと太いんです。」

「もしかしたら点滴始めてですか?」
 私の緊張、察されてしまいました。

点滴入ると、本格的に病人になった気分です。



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