自己紹介

40歳になって、久しぶりの健診で子宮頸がんが発覚。 2011年1月に円錐切除術をおこない、上皮内腺がん(腺がん 0期)と診断されました。 治療記録もかねて、日々のことつらつら書いてきます。

2011年2月5日土曜日

追加治療しない、ということへの不安

円錐切除の病理検査の結果、T崎先生に"追加治療なし"というお言葉をいただいて、飛び上がらんばかりに喜んだ私。
両親もそのニュースをとても喜んでくれて、快気祝いをご馳走してくれるといっている。

しかし、私の心の中では、"追加治療なし"に対する不安がじわじわとこみ上げていた。
腺ガンということが引っかかっているのだ。

前回の診察では、病院が混雑しすぎていて、先生に詳しいことをぜんぜん聞いていない。

・一般に、腺ガンは、扁平上皮ガンと比較して予後が悪いとされているが、どうなのか?
ものによれば、上皮内腺ガン(0期)であれば、扁平上皮ガンと予後は同等ともされているが、これも本当か?

・断端面は陰性だったのか?
陰性だとしても、子宮側に残存があるとされる確率が20%ほどあると、治療ガイドラインにはあるが、そこらへんはどうなのか?

・円錐切除で切り取った頚部を12等分したときに、いくつがん細胞があったのか?

一番知りたいのは、

・追加治療をしないのは、私たち夫婦が子供を望んでいるからなのか。
つまり、子供を望まない場合は追加治療をする、という判断もあるのか。

ということ。

もし子供ができそうもないなら、実は追加治療したほうがよいのだろうか・・・!
考えがまとまらないまま、腺ガンに関する情報をネットで探すが、やっぱり情報が少ない!

日ごろは、なにか病気になったらQOLを第一にした治療を選択しよう、と思っていたのに、自分のことになると、(余計ぎみな)治療をしない、という選択がなかなか難しいことを実感する。

慶応病院の先生であった近藤誠医師が、最近、文春で"抗がん剤は効かない"という論戦を展開している。近藤医師の主張を知っていても(正しいか否かは私にはわからないけど)、じゃ私が"抗がん剤"の治療が必要だといわれたときに、それを用いないという決断ができるか。どうだろう・・。
追加治療をしないという選択も含め、治療方法の選択ってなんと難しいことなのだろう。

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