自己紹介

40歳になって、久しぶりの健診で子宮頸がんが発覚。 2011年1月に円錐切除術をおこない、上皮内腺がん(腺がん 0期)と診断されました。 治療記録もかねて、日々のことつらつら書いてきます。
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2011年1月12日水曜日

入院前夜

早めに仕事から帰宅して、入院に必要なものをパッキング。
思ったより荷物が多くなって、結局、キャリーバッグとボストンバッグ、リュックの3つに。

入院は一人でいくつもりだったが、もともと手術日予定で夫が休みをとってたので、一緒に来てくれると。よかった。この荷物を一人で運ぶのはちょい恥ずかしいぞ。
旅行に行くみたいだ。

結構用品は準備してたつもりのなのに、確認とパッキングで時間がかかって、
22時すぎに、夫と入院前の晩餐。

手術が無事終わってまたここに帰ってくることを祈って乾杯。
まだ風邪ひいてたんで、ワインは控え目、1杯で我慢。

早めにおやすみなさ~い。

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入院準備 ―持っていくものリスト―

三泊四日の入院に持っていくもの、リストにしてみた。
なんだか、結構な量になって、手荷物用のスーツケースにおさまらず、小さいボストン、リュックサックの3つに。

紙皿を用意してるにあたっては、夫に
「ピクニック、いくんかっ」
といわれた。しかし、お見舞いの人が来た時に、これが役にたったのだ。ね。

以下、持ち物リストです。3泊4日の量です。
衛生用品
ナプキン
必需品。夜用。病院から指定があった枚数よりかなり大目に持参。生理にあたったこともあって、これが役にたった 。売店でも売っている。
マスク
風邪引いてたから。他からも貰いたくなかったので。。
リップクリーム
冬だからかものすご~く乾いて痛くなるほどでした。
ハンドクリーム、洗顔シート、化粧水、乳液
化粧水の霧吹きがあると、顔にシュッとできて便利。
美容液シート
初日は暇なので、美容のために。
ティッシュ
ポケットティッシュ3個で十分でした。
ウエットティッシュ
小さいポケットタイプがあると便利。
ソフィ・デリケートウェット
内診前や、気になった時に。便利。
シャンプー、リンス、ボディーソープ、ボディタオル
必需品。病院のお風呂には、ついていません!
歯ブラシ、歯磨き、歯磨き用プラスチックコップ
必需品。
カミソリ、シェービングクリーム
石鹸つきのカミソリ持参。お風呂は好きな時間に入れません。術前に部屋でできるムダ毛対策用。
バスタオル
必需品。2枚。1枚手術用、1枚お風呂用。
ハンドタオル
必需品。3枚。
綿棒、ブラシなど
衣服
パジャマ
前開き。無印良品が安くてよいかも。私は母がかってきたクマちゃんパジャマ。
服、下着
カーディガンなど羽織るもの
必須。人が来た時にもいるし、出歩くときも必要。
スリッパ
かかとがあるものを、と病院からいわれ苦労して探して無印で購入。普通におっさんサンダルの人もいた。病院の売 店2000円ぐらいで販売。
半そでTシャツ
元気な入院一日用。
T字帯
必需品。病院の売店で購入。
台所用品
箸、スプーン、割り箸
病院では用意してません。ないと食事が食べれない!
お気に入りのコップ
紙コップでもいいけど、味気ないので、お気に入りのものを。
小さいおぼん。ふきん2枚ほど
折れるストロー
寝ながらペットボトルの水を飲むとき便利だった。
ふた付きコップ(ストローがさせるもの
全身麻酔で手術する場合、必需品。術後直後以外でも活躍。
紙コップ、紙皿
見舞い客がきたときに重宝。紙コップはお箸たてたり、ちょっとしたものいれたりするのにも便利。
魔法瓶ポット
3杯ぐらいはいるのにしました。暖かいお茶を飲むのに、いちいち給湯室にいかなくてすむので便利。
電子機器関連
ICレコーダーと電池
術前説明を録音しておきたかったから。
携帯電話と充電器
デジカメ
携帯で写真とったから使わなかった。
書類・文房具
入院用の手続き書類 一式
保険用の書類(診断書とか)
べつに入院のときでなくてもよかった。でも早く保険金を請求したい場合は。
印鑑、筆記用具(ノートとペン)
S字フック/ハンガー
袋をちょこっとかけたり、服やタオルをかけるのに便利。
その他
それまで飲んでた薬や、常薬。
持参して、担当医に必ずいうように指示された。
お財布やケイタイなど入れられる小さなバッグ
売店にいくとき便利。
大きめの紙袋
お見舞いなどもらって増えた荷物をいれるのに便利。
買い物なんかでもらうビニール袋、大小
使ったスリッパいれたり、濡れたタオルいれたり、便利。
お風呂道具をいれるバッグ
お風呂場に行くまでに道具や着替えをいれて
手術時に来てたものなど入れるビニールバッグ
必需品。私は、ディユーティーフリーのビニール製バッグに。
暇つぶしの本や雑誌
雑誌は売店でもたくさん売っていた。
持って行ったけど使わなかったもの。あったら便利かも
はさみ
使い捨てカイロ
点滴のところにあてたり、おなかにあてたりしようと思ったのに、温めると血流が良くなって痛みが増すからだめ です、と。
イヤホン延長コード
個室だったから必要なかった。他の人とシェアするなら必須。
ふりかけ、つけもの
ご飯が少なすぎて、おかずがあまるぐらいだったから。
手鏡
病室に洗面台があったので、特に必要なかった。




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再び入院の確認

入院が延びて13日。
今日もありました、入院係からの確認。

「13日から入院お願いします。個室Bです。」

入院日はずれたけど、個室は取れたらしい。
今日はさっさと仕事から戻って、ゆっくり入院準備しよう。

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入院日が延びた!

事務所にいると、12:00ごろ携帯に電話が。

「慶応の入院係です。
申し訳ありません。手術室の都合で、手術日をずらしていただくことになりました。入院も13日にお願いします。」

というではないか!
なんだそりゃ!こんな直前にそんなことってあんのか?
ついさっき、3時間前にコンファメーションしただろうに。

予定が変わってなんか心積りがハラホロする反面、1日伸びてよかった、っていう気持ちもあり。
今日は締め切りでたぶん夜中ぎりぎりまでかかるし、仕事の引継ぎにもう1日ほしいなぁ、と思ってたのだ。

ということで、

13日(水)入院
14日(金)手術
16日(日)退院

という日程に。

夫は13日が手術だとおもって休みをとっていてくれた。
でも14日は主催するカンファレンスがあって病院にはこられない。
すっごいショックがってた。
私も手術の前に夫に会えないの寂しいがしょうがない。

イギリスから一時帰国しているKちゃんが、私の"妹"として来てくれるというので、心強い。

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2011年1月11日火曜日

入院の確認

A.M.9:00 ごろ、慶応病院の入院係よりTELあり。

「入院予定の確認です。
明日12日より入院で15日退院ということでお願いいたします。」

ということだった。
個室が取れたらしい。よかった
大部屋で他の患者さんと仲良くなれるかも、というのも魅力的だったが、
本とに仲良くなれるかわかんないし、
人がいるとやっぱ休まんないし、
なにより、私のいびきがすごすぎて、他の患者さんが休めない!

ということで、個室希望だったのだ。
でも直前までどの病室に入るかわかりませんっていわれてた。

「風邪ひいてるんですけど、大丈夫なんでしょうか?」

週末も結局休めずずっと事務所に出ていたため、風邪からの回復が遅い。

婦人科の先生に電話を回してくれたので、もう一度確認すると
「とりあえず入院はしてもらって、術前の血液検査の結果で、手術可能か判断します。」
とのこと。

そうなんだ。入院はするのね。大丈夫だといいなぁ。

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2011年1月4日火曜日

親に言う

あけましておめでとうございます。今年はいい年になりますように。

手術のことを、親にいつ言うか。
入院の日程も決まり、2010年から持ち越していた問題。

31日から夫と私の実家に戻り、のんべんだらりと過ごしながらも、頭はそれでいっぱい。
3日には仕事が始まるから、2日中には言わなくてはならない。

夫が、
「お昼を食べ終わって、皆でお茶しているときはどう?」
というので、そうすることにする。

皆でうどんをすすり、ほうじ茶で一息を入れているとき、
「今だと思う?今かなぁ?」
何度も、夫の顔を見ながら、タイミングを計るが言い出せない。

妙な沈黙が続いた気がするが、べつに父も母も気にとめてないようだ。
 結局、言い出せないうちに、母はキッチンに戻り、父はコンピュータに向かい始めた。

「じゃ、夕飯の後だね。とりあえず、初詣いこ。」

夕飯も、シャンパン、ワイン2本をあけ、陽気に過ぎる。
しかし、もう夜も深まってきた。父がそろそろ寝にいく時間だ。

言わなきゃ。言わなきゃ。
夫の顔を見る。夫も私の顔を見てる。
でも、私は何も言い出せない。

さすがに父と母が怪訝そうな顔をしている。

見かねた夫が切り出した。
「sakana-chanから話があります。sakana-chanはこの間、がん検診に行きましたね。そのときにちょっと異常が見つかりました。」

私は両親の顔が見れない。
思わず涙があふれ、ティッシュでぬぐう。

「子宮がん健診で、高度異型性というのが見つかって、もっと詳しい検査をするために今度入院する」

実際よりちょっと軽めに伝えた。

そんなん、何でもないことなんだから、泣かなくてよろしい。
検査なんだから、誰でもしてることだ。
いずれにしても、早くに見つかってよかったじゃないか。

父は、私を励ますつもりで、"何でもないことだ"ということを強調している。
母はさすがに女親だけに子宮頸がんのことも知ってたし、どっしりしてる。

一度伝えてしまえば、こっちのもんだった。
今までの経緯や保険のことなど、ようしゃべった。

しかし、父にはやはりショックだったようだ。
私と母が話しているのを聞いているのか、聞いていないのか。
普通であればベッドに入っている時間なのに、私たちには背を向け、リビングのソファに座ってずっとテレビに向かっていた。

でも、親に言って、つかえが取れた。一つ問題クリアだ。

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2010年12月28日火曜日

手術日決定

昨日、見慣れない番号から、携帯に着信。
 慶応病院の入院係りから、入院の日程が整ったとの連絡あり。

1月 12日(水)入院
      13日(木)手術
      15日(土)退院


来週がいいんですけど。
とはいえんわなぁ。

とりあえずその日程でお願いした。

1ヶ月半待った。
なんか、このまま手術なんかしないで、すごせちゃうんじゃないかって、
がんなんて、気のせい、夢だったんじゃないかって思い始めてたのに・・。

でも、日程がきまってちょっとほっとした。お正月はつぶれるけど、仕事の調整もほぼついたし。

あっ!
でも待てよ、13日手術って、もろ生理にバッティング?

お~、どうすんのかしら?
血の海でも、手術ってできんのかしら?
一応先生に聞いたほうがいいのかしら?

ってんで、入院係に折り返し、問い合わせのTELを。

そしたら、本日連絡あり。
先生に確認してくれて、2日目か3日目など出血が多い日にあたる場合は、やはり生理を遅らせるようにしたほうがよい、とのこと。
予約外外来で、薬を処方してもらってください、という。

薬を処方してもらうのはT崎先生でなくてもよいというが、12月30日~1月4日まで病院はしまってるというし、じゃ、とりにいく日ないじゃん!

今日は火曜日、ちょうどT崎先生の診察日。
午前の予約外外来の受付時間には遅れそうなんで、11:40まで待ってもらえるように、受付に交渉。Oセンセーに了解をとって、速攻慶応へ。

1時間ぐらい待って、診察室はいったら

先生 「今日、予約していましたっけ?」

私 「手術日に生理があたりそうで、生理を遅らせるように薬を処方してもらうようにいわれました。」

先生「あぁそうですか」

そりゃ、患者、山のようにいるもんね。わかんないよね。

ということで、生理を1週間ほど遅らせるようにホルモン剤が処方された。

先生「術後は、6週間ぐらいは出血が続きますから、いつかは生理と重なるんですけどね。この調子だと術後1週間後ぐらいに生理になるとおもうんで、ちょっと血の量にびっくりするかな」

怖いことをおっしゃる。

あとは、いつ両親にいうか。お正月はせめて楽しく迎えた後がいいよねぇ。
変な正月になっちゃうよなぁ。
ごめんねぇ。


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