自己紹介

40歳になって、久しぶりの健診で子宮頸がんが発覚。 2011年1月に円錐切除術をおこない、上皮内腺がん(腺がん 0期)と診断されました。 治療記録もかねて、日々のことつらつら書いてきます。

2011年5月31日火曜日

術後4カ月検診の結果 ― 再発したときの治療法 ―

3週間前におこなった子宮頸がんと子宮体がんの細胞診の結果を聞きに、慶応病院へ。

あぁ、神様。なんにもありませんように。
検査結果がいいものでありますように。

祈るような気持ちで、病院に向かう。

本日は11:40の枠。
10:20についちゃったけど、順番が早くなるわけでもなく、診察室に入ったのは13:00すぎ。

T崎先生、今日はマスクしてらっしゃらないのね。
優しいお顔がよく見えます。

先生「あれ、今日は何でしたっけ」

私    「検査の結果を伺いに・・・」

先生「あぁ、そうでした。Sakanaさん・・・」

と一拍置いたのち

「検査の結果ですが、頸部、体部とも異常はありませんでした。」

私  「そうですか! あ、ありがとうございます!」
(せんせ~、結果の前に一拍あると、超どきどきします)
体部のポリープがあるっていうのは大丈夫だったのでしょうか。」

先生「僕がみた限り、ポリープはありませんでしたよ。」

おお、馬車道のクリニックで「子宮にポリープあり」と言われて以降、心にずっと引っかかっていたのがクリアになった。なかったのか!

先生が「次の検査日は3か月後になります。じゃ、予約日を・・」

とおっしゃったところで、2つだけ質問させてください、と切り出した。

Q: 私はこれから不妊治療をすすめますが、挑戦できるのは年齢的にあと2年ぐらいかと思っています。不妊治療の結果、子供を授からない、ということになったとき、治療法はどうなるのでしょうか。

A:もう子供は作らいないと決めた時点で、選択肢は2つあります。
1つは、腺がんですから子宮を取るということです(単純摘出)。これはガイドラインに従った治療です。
もう1つは、子宮を摘出せず、細胞診を繰り返して経過観察をおこなう方法です。
ただし、腺がんの場合は、スキップというのが怖い
扁平上皮がんの場合は、1か所で広がるので飛ぶことがないわけですが、腺がんの場合は子宮にスキップして広がる可能性もあります。
ですから、検診の際にかなり奥までチェックして万全を期すわけですが。

Q:再発した場合は、どのような治療があるのでしょうか。

A:腺がんの早期であれば、子宮の単純摘出ですが、がんが進行しているとなるとリンパ節などの切除もあり得ます。
ただ5年の経過観察をおこなう中で、あなたが検診を少しさぼっちゃった、ということが-ないかぎり、それほど進行した状態で見つかることもないとは思います。

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腺がんでなければ、もう一度円錐切除というのもあり得るようだが、結局は検診をマメにおこなって、何かあれば先生と相談して治療法を決めていくしかない、ということのようだ。
子宮温存を選んだ以上、これは仕方がない。よしっ。

ずっと疑問だったことが大分クリアになった。
あと、検診は欠かしちゃいけないこともね。
先生、ありがとうございました。

次の検診は、8/23(火)11:40の枠。
こうして、少しずつ時間が過ぎていく。

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2 件のコメント:

ありまい さんのコメント...

お久しぶりです!

検診結果何もなくて何よりです!
私も再発後の治療や再発をちゃんと見つけてもらえるのか…など気になっていましたので、この記事を読んで少しほっとしました。

こまめに検診受けていくしかないですね。。
私は来週術後初の細胞診です。

色々不安もありますが、こうやって元気に年月を重ねていきたいですね。
またおじゃまします♪

sakana-chan さんのコメント...

ありまいさん、こんばんは!

ありがとうございます。ほんとうに、検診結果を待つのって何回やっても慣れないです。

そうなんです、再発なんて考えたくないけど、やっぱり再発したときの治療だとか知っておかないと落ちつかなくて。先生に聞けて私も少し落ち着きました。

こうして検診を受け続けることが、自分の身を守ることにつながると信じてやっていきましょう!
来週の細胞診、よい結果であると信じて過ごしてくださいね!