点滴入れた後は、動きにくいこともあって
ベットで暇つぶし。
手術は午後、とだけいわれて正確な時間は30分ぐらい前にならないとわからないらしい。
看護士からなんとか聞き出した情報によると、私の前に2人がいて、そのあと。多分14:00ぐらい。
下手すると、17:00ぐらになるかも。
ということなので、ゆっくり待つしかありません。
12:00
母とKちゃんが前後して到着。
Kちゃん、手術日にまで来てくれてありがとう。
母 「食べれない人の前で申し訳ないわ」
っていいながら、テレビの後ろに隠れて、持参したサンドイッチをぱくぱく。
あなたはテレビに隠れてるんですけど、サンドイッチだけ、はみ出て見えてます。
女3人、かしましくしゃべりまくる。
14:00 呼び出しかかる
しゃべりまくってるとき、看護士さんがやってくる。
「あと20分で手術室行きます。準備お願いします。」
あらっ、ほんとに急なのね。
急にそわそわする母。私は最後にトイレにいってすっきり、準備完了。
Kちゃんが夫に電話してくれて、電話で夫と話せた。
そこに行けなくてごめんね。待ってるからね。と言ってくれる。
ちょっと泣きたくなる。
14:20 手術室へGo
手術棟まで、てくてく歩いていきます。
慶応ではどんな病気もそうするそう。
眼鏡をはずして歩くので、視界がぼやけてなんだか現実感がない。
かえってよいかも。
母とKちゃんも後ろから付いてくる。
手術棟の前で、記念写真をパチリ。
母はあきれていたが、看護士さんは
「そのくらいのほうがいいです」と笑ってました。
母とKちゃんとしばしの別れ。「がんばれ~」といわれる。
手術棟に入ると、たくさんの部屋が両側にある青白い広い廊下。
途中でシャワーキャップみたいなのかぶってストレッチャーに移動。
この時点でかなりどきどきしてきました。でも眼鏡がないので、現実感やっぱりありません。
病棟の看護士さんから、手術専門の看護士さんにバトンタッチ。
いや~てきぱきてきぱきしとるな。
ストレッチャーで手術室へ。これが一番気持ち悪い。ぐるぐるぐるぐる。目が回る。
ずっと目つぶってる。
結構長いこと移動したな、とおもったら、バちっぃと止まった。
ここが手術室なのね。
手術着のT崎先生がいる。
「よく眠れましたか?」
あぁ、先生、眠れなかったんです。
「そうですか。すぐ終わりますからね。」
どうぞよろしくお願いいたします。
先生がとてもたくましく見える。
手術台にうつされ、あれよあれよというまに心電図の電極だとか、酸素飽和度はかるやつとかマスクとか、次々といろんなものをつけられる。
シャワーキャップの額まわりがかゆい。気になる。かゆい。
麻酔がきいたら、かゆみは感じなくなるから、大丈夫だよなぁ、とくだらないことを思う。
「あれあれ、下履いたままだね。」
そうですよね。私も気になってました。
てきぱき看護士さんが、下を脱がそうとする。が、しかし。
今日履いてたパンツ、ちょっと小さかったのようぅううう。
「あら、きついわね、よいしょっと。」
あられもない感じで、脱がされる。
「は~い、麻酔入りますよ。ちょっと冷たくなった気がします」
という言葉とともに、点滴が入っていた左手首に冷た~い感触。
へぇ、こんな感じなのか、と思ったとたん、
意識がなくなりました。
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