自己紹介

40歳になって、久しぶりの健診で子宮頸がんが発覚。 2011年1月に円錐切除術をおこない、上皮内腺がん(腺がん 0期)と診断されました。 治療記録もかねて、日々のことつらつら書いてきます。

2011年1月23日日曜日

入院3日目 - 回復 -

6:00  点滴 終了

う、うれしい。点滴の針ささってる感触がずっとうっとおしかった。
この針の跡は、なんと1週間以上たってもかさぶたになって残ることになるのである。
ふぇ。

6:30 採血

目がさめてから、腸がぐるゅぐるゅとうごいて、ガスがでること数回。
おぉ。
麻酔によって停止していた腸が活動を再開したらしい。
動いてる、動いてる。
人体の神秘だ。

7:00 歩行訓練

さっそく歩行訓練ですよ、と看護士さんの付き合いのもとトイレまで移動。
起き上がるときふらつくか、と思ったけでど、そういうこともなく順調。
トイレの個室で看護士さんにカテーテル抜いてもらう。
痛い。

下の世話をしてもらう、ってこういうことなのね。
病気じゃなかったら絶対考えられないシチュエーションだ。
人間の尊厳、守りたいよなぁ。

マスクもとれ、点滴も抜け、カテーテルも抜け、
歩けるようになったと同時に、足のマッサージ機からも解放され

あぁすっきり、すっきり。

手術着からパジャマに着替えてやっと普通になりました。

8:10 朝食

腸が動き始めたと同時に、空腹感増大。
もう大変楽しみにしておりました。
重湯とかでるのかと思ったら、結構しっかりした固形物でうれしい。






8:40 内診

担当医の先生の内診で、詰められていたガーゼが抜かれる。
にょろにょろにょろにょろ、出て行く感触がいやだわぁ。

・ゼラチン質の茶色いものが出ることがあるか、止血剤なので問題ないです。
・頚管の癒着を防ぐために、7cmぐらいのピンクの管(直径0.5cmぐらい)が入ってます。
トイレ時に取れてしまったら、その旨次回の診察時に担当医に伝えてください。
できれば管もとっとてください(ひぇ~)。

下腹部に違和感とちょっとした生理痛みたいな痛みはあるものの、いたって元気だ。
体も起こせるので、午前は一人でテレビをみたり西原理恵子を読んだり。
毎日かあさんは、何度読んでも笑えるわぁ。

12:00 お昼ごはん













13:00

夫くる。
私からでてた管が全部なくなって、歩けるようになったのをみて大変に感激してる。下のローソンまで一緒にいく。
でも長距離あるくのは、まだちょっと不安だな。
ゆっくりゆっくり歩く。
病室に戻ってきたら、しゃっちょうさんと、Oセンセーがジャン・ポール・エヴァンのホールケーキをもってお見舞いにきてくださった。
無事手術がおわったことを喜んでくださる。
いろいろご心配とご迷惑をおかけしてすみません。

チョコに目がない夫はさっそくケーキにほおばってる。
夫もつかれてたのでしょう。お二人が帰られたのち、ソファで横になって寝る。
病室で二人。静かな時間。

15:00すぎ

母くる。

17:00

夫が帰宅したのと入れ替えに、Mちゃん、Kちゃんと立て続けにやってくる。
Mからはカタログハウスと、クロワッサンの雑誌の差し入れだ。
通販カタログが大好きなのだ。うれしい。
クロワッサンの特集は「下半身を細くする」だよ。
女4人集まるとかしましい、かしましい。
母が途中で帰宅してからも、MとKは21:00近くまでおしゃべりに花がさく。
Mが「それじゃ、マジソン郡の橋めざしたら?」と評したKの恋愛話など、話題は尽きず、息ができないほど大笑い。
こんなに腹筋つかったら傷によくないのではと思うほど。


こんだけ騒いでも何もいわれない。携帯電話かけ放題だったし。
個室にしてよかった。

それにしても、友達に感謝。
病院にいる間、楽しく話してあっというまに時間がすぎたように感じれたのはあなたたちにおかげです。
心強かった。
本当にありがとう。

私も今回、初めて入院して、病気の人の気持ちがわかりました。
もっと人に親切になれる気がします。
ちなみに夕食はこれ。ここから抗生剤を飲む。




しっかし、今朝の内診のあとは、放置プレイだったな。
昼からかわった看護士、いっさい病室に顔を出さず。
一回も検温・血圧の測定にこず、消灯の確認もなく、マイスリーもくれず、翌日の退院手続きについても一言もなかった。
手術後は手厚い看護はいらないってことなのかしら?

夫から電話。行きつけのレストランの2周年記念パーティに参加して楽しそう。
Sakanaもいればもっとよかったのに。
来年は一緒に行くよ。



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