自己紹介

40歳になって、久しぶりの健診で子宮頸がんが発覚。 2011年1月に円錐切除術をおこない、上皮内腺がん(腺がん 0期)と診断されました。 治療記録もかねて、日々のことつらつら書いてきます。

2011年1月26日水曜日

円錐切除手術 病理の結果

円錐切除手術後、最初の診察は何をするのかしら。
出血の様子なんか確認して傷口を診るのかしら、と漠然と思っていた。

異常な混み具合で、5時間半待ち、やっと呼ばれて診察室に入る。
先生もお疲れのご様子。

私「この間はありがとうございました。」
先生「様子はいかがですか。」
私「出血はほとんどありません(*生理3日目ぐらいとか言えばよかった)。
飛んだり跳ねたりできるぐらい元気です。」
先生「そうですか。実は、Sakanaさんの病理の検査結果がでましてね。」

先生、さらっと話始めるじゃありませんか。
病理の検査結果って、術後4週間後にでる、って先生おっしゃってませんでした?
まだ1週間ですけど・・!

まさか今日病理の結果を言われるとは思っていなかった。
心の準備ができておらず、1秒ぐらいの間に、本当にいろんな思いがめぐる。

浸潤してたのか?
追加治療が必要だったら?
あぁ、どうしよう?

自分でも自然と身を乗り出していることがわかる。
1秒が1分に思える。

先生「病理の結果、やはり腺がんの細胞が確認されました。」

あぁ・・腺がんなんだ。
それで、どうなの?浸潤してるの?先生、早くいって~。

先生「しかし、極めて初期の0期のものなので、追加治療は必要ない、という判断です。」

「ほんとですか、追加治療しなくていいんですか。」
デスクの向こうに座っているI藤先生の顔をみると、先生がうなずいている。

あぁ!先生!
思わすT崎先生をハグして、頬スリスリする衝動に駆られました。

私「扁平上皮がんのほうは、どうだったんでしょう?」
先生「切ったものからは、扁平上皮がんは見つかりませんでした。コルポで組織を切り取っているので、それでがん組織がすでに切り取られていた可能性もあります。」

よかった、扁平上皮がんもそれほど広がっていなかったということなのだろう。
腺がんが初期で見つかるのは、難しいはず。
ラッキーだった。
本当は、がんがどのくらいの大きさで広がっていたのか、何箇所あったのか、とかもっと聞きたかったのだが、待っている患者さんの数と先生の様子を見て、本日は質問はやめて次回にまわすことにする。

「今日はまだ傷口が治ってないから診察はしません。
また2週間後の2月8日にきてください。傷が治っているようであれば、細胞診をします。」

あふれ出る安心感に、顔がゆるんでいることが自分でもわかる。

お風呂はまだだめ。
アルコールはOK。


診察室をでて、早速、夫、両親、会社に電話。
もう皆喜んでくれた。
ただ、父は0期で初期とはいえがんだったことがちょっとショックだったみたいだ。

しばらくは追加治療の心配は必要ない。
神様、本当にありがとうございました。

----[追記 2011.05.17]------------------------------------------------

「追加治療しない」ということで喜んだわけですが、
これは標準治療ではありません。詳細は、以下で。

術後4カ月検診 -上皮内腺がんの標準治療について-

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